下記の4種類の集成材(積層材)のうち、木材加工.comでは造作用集成材と、化粧貼り造作用集成材を取り扱っています。
造作用集成材(積層材)
集成材(積層材)のうち、素地のままのもの、素地の美観を表したもの(これらを二次接着したものを含む)、またはこれらの表面にみぞ切りなどの加工もしくは塗装を施したものであって、主として構造物などの内部造作に用いられます。
用途
階段、天板、カウンター、造作材(枠材)など内装用に使われています。
造作用集成材は、主に海外から輸入するフリー板という原材料を加工して製品となり、フリー板より大きなサイズは小さなラミナを集成接着して製品にされています。
無垢材に比べてより大きなサイズが製作でき、価格も安く、反りも無垢材に比べて少ないというメリットがあります。
化粧貼り造作用集成材(化粧貼り)
集成材(積層材)のうち、素地の表面に美観を目的として薄板※を貼り付けたもの、またはこれらの表面にみぞ切りなどの加工もしくは塗装を施したものであって、主として構造物等の内部造作に用いられます。
薄板を保護するために、紙、薄板と繊維方向を平行にした厚さが5mm未満の台板、薄板と繊維方向を直交させた厚さが2mm以下の単板、厚さが3mm以下の合板または日本産業規格(以下「JIS」という)JIS A 5905に規定する品質に適合することが確認されている厚さが3mm以下のMDFもしくはハードボードを下貼りしたものを含む
用途
化粧貼りは和室の造作材(枠材)のほか、商業施設や飲食店の天板、カウンター、造作材(枠材)など内装用に使われています。
芯材に安い樹種の集成材(積層材)を使用し、表面に銘木を薄くスライスした単板を貼ります。
無垢材よりも安く、さらに同じ柄、色のものを大量に生産できます。
高度経済成長期に需要が増えた際に、安価で大量生産が可能なため和室材として多く使われました。
構造用集成材(積層材)
集成材(積層材)のうち、所要の耐力を目的として等級区分したひき板※1またはラミナブロック(内層特殊構成集成材に限る)をその繊維方向を互いに平行にして積層接着したもの※2であって、主として構造物の耐力部材として用いられる製品(化粧ばり構造用集成柱を除く)をいいます。
1幅方向に合わせ調整したもの、長さ方向にスカーフジョイントまたはフィンガージョイントで接合接着して調整したものを含む
2これらを二次接着したものまたはこれらの表面に集成材(積層材)の保護などを目的とした塗装を施したものを含む
用途
住宅や非住宅の柱や梁、桁など建物の構造材として使われています。
強度性能や接着性能、ホルムアルデヒド拡散量などについて試験方法と適合基準がJASで定められており、一定水準の品質が保たれている構造材です。
化粧貼り構造用集成柱
集成材(積層材)のうち、所要の耐力を目的として選別したひき板※1を積層接着し、その表面に美観を目的として薄板※2を貼り付けたもので、主として在来軸組工法住宅の柱材として用いられます。(横断面の一辺の長さが90mm以上150mm未満のものに限る)
1幅方向に接着したものおよび長さ方向にスカーフジョイントまたはフィンガージョイントで接合接着して調整したものを含む
2薄板を保護するために、紙、薄板と繊維方向を平行にした厚さが5mm未満の台板、薄板と繊維方向を直交させた厚さが2mm以下の単板、厚さが3mm以下の合板または「JIS A 5905」に規定する品質に適合することが確認されている厚さが3mm以下のMDFもしくはハードボードを下貼りしたものを含む
用途
主に和室の柱に使われています。
構造用集成材を芯材として使用し、表面に銘木を薄くスライスした単板を貼っているため、構造材としての機能と化粧材としての機能を兼ね備えた集成材です。