米松
写真・色
米松について針葉樹
樹種名 | ベイマツ [米松] | 学名 | Pseudotsuga menziesii |
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品種 | マツ科トガサワラ属 常緑針葉樹 | 比重 | 0.53 |
産地 | 北米大陸の西部に広く分布。 | ||
特徴 | 木理は通直で肌目はやや粗いです。強靭だが加工性は比較的よく、狂いも少ないです。長大材を生産できますが、樹脂成分が多く塗装障害を起こしやすいので注意が必要です。耐朽性は中程度。木目は強く綺麗ですが、時間が経つと黒ずみます。 | ||
用途 | 柱や梁、大型構造材、各種の板など建築用材として広く使われています。その他、建具材、電柱、構造用合板、集成材などに利用。アメリカではベイマツ合板が有名です。 | ||
備考 | 日本ではベイマツ (米松) と呼んでいますが、日本のマツと同属ではなく、トガサワラの属に類します。北米から大量に輸入しており、蓄積量も豊富です。 年輪幅が狭い大径木をベイマツのピーラーとか、単にピーラーとかいう名で取引されていますが、正しくはピーラーとは、ベイマツ丸太の合板の表板が採れる欠点の少ない良質材という意味です。 |