木曽桧
写真・色
木曽桧について針葉樹
樹種名 | 木曽桧[木曾檜] | 学名 | Chamaecyparis obtusa |
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品種 | ヒノキ科ヒノキ属 常緑針葉樹 | 比重 | 0.41 |
産地 | 現在の長野県南西部にあたる木曽谷に分布。 | ||
特徴 | 木理通直、軽軟・肌目は緻密で特有の芳香と美しい光沢をもちます。弾力性、靱性に富み、狂いが少なく加工性もよいです。耐久性にすぐれています。それに加えて耐湿、耐水性にも強く、保存性が高いです。すべての面で優れた材質をもち、年輪も美しいです。 | ||
用途 | 寺社建築をはじめ高級建築材として使われるほか、造作材、家具材、建具材、曲物材など幅広く用いられています。 | ||
備考 | 桧の中でも高級品として人気が高いです。木曽桧は「尾州檜」の名でも有名です。江戸の昔から名古屋の材木商の手を通じて、江戸や東京に供給されていたので「尾州檜」の呼び名が使われていました。 青森ヒバ、秋田杉と共に、日本三大美林の一つに数えられています。 伊勢神宮では20年に1度、社を新しく建て替える式年遷宮と呼ばれる行事が行われ、木曽桧が「御神木」として利用されています。 |